Q-3:留置場と拘置所と刑務所…これらはどうちがうの?【6】

 そして、被告人が留置場に留まっている最もハードな理由は起訴された事件以外にも、まだ捜査中の事件があり、引き続き取調べを受けているケースになります。
 連続窃事件とか巨額詐欺事件、あるいは違法薬物の売人など複数の被害者が居る場合や、はやまた組織的犯罪で犯した犯罪が多岐に渡っているケースなど、とにかく一件の起訴では終わらない筋金入りの犯罪者だと、結構長期の留置場暮らしになるわけです。


↓ 振り込め詐欺にクスリの売人など巨額犯罪組織の幹部あたりがパクられたら、起訴は1件で終わらない。余罪の追及でかなり長期間、ブタ箱暮らしを強いられる(画像はイメージ)
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 そんなわけで留置場というは、
警察が管理する刑事施設で、被疑者と被告人が収容されているところ…_φ(・・ )b》
と理解すればいいでしょう。


《拘置所》
 刑事事件に縁のない一般人に、一番なじみの薄い刑事施設が拘置所です。
 ニッポンの拘置所は、一応起訴後〝被告人〟になった者が、裁判によって刑が確定するまで、身柄を拘束される刑事施設なんですが、拘置所に居るのが被告人だけかというと、そうではありません。


↓ 〝刑務官〟なんて書き方をすると、拘置所と刑務所の区別が出来なくなってしまう人もいるかもしれない。拘置所も刑務所も法務省管轄なので、そこで拘束されている被告人や受刑者を管理する役人はみんな刑務官である。
大阪拘置所「粛正」刑務官 獄中で最も怖れられた男の回想録

 前述のように刑訴法による刑事手続きの筋論から言えば、逮捕された後に検察へ送検された被疑者は留置場ではなく、拘置所に身柄を拘束して取調べることになっています。しかしリアル司法の現場では、ほとんどの被疑者は起訴が決定するまで留置場にブチ込まれているわけです。
=続く=

【このネタを初めから読む】

↓ 話の蒸し返しになるが、起訴か不起訴か処分が決まるまで、逮捕した張本人たち(警察)が管理する留置場に被疑者をブチ込んで置くなどという不合理な司法システムがあるのは、先進国を気取る西側諸国でニッポンだけである。
留置場 女たちの告発

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