傍聴のぉと~警視庁OB痴漢事件~【2】

 事件が発生したのは、2013年6月18日で、
『警視庁OBが電車内で痴漢 Σ(゜o゜ノ)ノ」
というTVニュースなどで大きく報道されました。


↓ 警察官の不祥事というのは、たとえOBであっても、TVニュースで流れるほど大きく報道されてしまう(画像はイメージ)
Watching TV
Watching TV / yoshimov


 痴漢事件の報道としては〝よくある話〟なのですが、
「なお、容疑者は容疑を否認しているとのことです」
という事実もしっかり伝えられたわけです。
 ただ問題なのは、事件が発生したのは上記の日付なのに、実際に報道されたのは事件発生より1ヶ月近く後になったことでした。


↓ マスコミ各社がこの事件報道をしたのは、事件発生から1ヶ月近く経ってからだった…(画像はイメージ…というか、被告人はこんな風に身柄を拘束されたわけではないそこがポイントなのである)
Arrest at Occupy Wall Street
Arrest at Occupy Wall Street / WarmSleepy


 さらに事件が書類送検されたのは事件発生から3ヶ月後の9月、そして起訴されたのはその翌月だったのです。V(-¥-)Vの書いた本を読んだ奇特な人だと、
「え?逮捕から起訴まで刑事事件の手続きって、タイムリミット付きでもっと短いんじゃないの? (゜Д゜)」
と思った方もいるかもしれません。


↓ 事件発生後〝逮捕された被疑者〟は、48時間以内に検察へ送検し、検察は24時間以内起訴か不起訴かは判断するか、勾留請求しないと不当な身柄拘束になってしまう…というのは刑訴法の常識であるが、これはあくまで〝被疑者が逮捕された場合〟の話である(画像はイメージ)。
booking
booking / Seattle Globalist


 これがこの事件の〝最もヘンな所〟で、実は、痴漢容疑(東京都迷惑防止条例違反)で立件されたこの男、
〝逮捕されていない Σ(゜o゜ノ)ノ〟
のです。
 刑事手続きで日にち単位のタイムリミットが発生するのは、被疑者が逮捕によって身柄が拘束されているからで、最初から身柄の拘束をしない在宅捜査で事件捜査が行われた場合、公訴時効というモノはありますが(このケースだと3年)、起訴までの手続きは、結構のんびり出来ちゃったりします
=続く=

【このネタを初めから読む】

↓ この本やあの本に、タイムリミット付の刑事手続きを紹介してあるが、それはあくまで逮捕されて身柄が拘束されちゃった場合の話。最初から身柄が拘束されない在宅捜査であれば、刑事手続きはもっと緩やかに進む。
逮捕されたらこうなります!

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