傍聴のぉと~警視庁OB痴漢事件~【9】

 第2回公判は年を跨いで2014年2月7日、前回と同じ東京地裁531号法廷で開かれました。
 まず最初に示されたのは、痴漢事件にしては珍しいかもしれない〝物的証拠〟
〝被害者がスマホで撮影した、犯行の現場写真 _φ(・・ )b〟
になります。


↓ スマホ…というかガラケーレベルでも、カメラ付なのは常識。今回の事件で被害者は事件現場の画像を撮影した(画像はイメージ)。
R0012466
R0012466 / Ryosuke Yagi


 裁判員裁判の導入を前後して、裁判所にはビジュアルな証拠皆でシェアできるAV機器が充実してきました。今回の公判も、そんなわけでOHPを利用し、被害者が撮ったとされる証拠写真が、検察側&弁護側の背後の壁に大きく映し出され、証拠写真を見ることができたわけです。

 提示された写真は3枚あり、そのうち2枚は暗すぎて何がなんやらよく判らなかったのですが、最後の1枚にはハッキリと腕時計をした半そで男の腕が写っていました。
 この写真データのタイムスタンプは、2013年6月18日の18時35分前後であり、まさしく犯行時刻に撮影されたことを証明していたのです。


↓ これが「OHP」オーバーヘッド・プロジェクター(OverHead Projector)。略称だけ聞くとどんな機械かと思うが、現物を見れば、それほど珍しい機械でもない。画像の黒い台座部分に投影したい画像や書類を置くと、スクリーンに映し出されるわけだが、裁判所のOHPは読み取った画像を検察側と弁護側の後ろにある2ヶ所の壁面に映し出せるようになっている。
LCD on OHP
LCD on OHP / whyohwhyohwhyoh


 一般的に痴漢をしているヤツの腕を捕まえて取り押さえなければ、簡単には罪を認めない痴漢を捕まえるのは難しいとされてきましたが、こうした写真や動画が手持ちのスマホやケータイで撮影できる昨今、新たな物的証拠として有効なのかもしれません(ただ男がこういうマネをすると「盗撮犯」にされちゃうけどね…)。
=続く=

【このネタを初めから読む】

↓ 最近はケータイやスマホで手軽に画像や動画が撮れるので、無理に犯人を取り押さえなくても物証が残せる時代になった…とはいえ、「カメラ機能使ったら、シャッター音が出るからバレるんじゃないの?」と思った方、後述するがスマホならそういう事態も回避できたりする。しかし男が同じ事をしていたら、鉄板で盗撮犯と間違えられてしまう(画像はイメージ)。
Copenhagen Metro
Copenhagen Metro "street shot" / Stig Nygaard


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