傍聴のぉと~警視庁OB痴漢事件~【24】

 しかし痴漢事件の多くは、被疑者を警察署に連行する時、手錠&腰縄をしません。これは警察署で被害者うあ被疑者から事情を聞いた結果、すぐ被害者の誤解だったと判明しちゃうと、逮捕した被疑者を釈放するのに、色々と面倒な手続きをしなければなりませんので、駅員室から警察署へ連行する場合、
逮捕とも任意同行ともどちらでも解釈できるグレーな連行…_φ(-_-;)b〟
をしているわけです。


↓ 駅員室から所轄警察署までは、普通パトカーで連行される。ただし、この時に暴れたり露骨に逃亡を図ったりしない限り、手錠を掛けられることはない。理由は本文に書いてある通り。決して警察の温情処置ではない(画像はイメージ)。
Police!
Police! / zeraien


 被告人は、そんな楽して仕事をしたいという怠慢な警察の手続きのスキを突き、
〝逮捕要件を満たさなくさせた Σ(゚ロ゚;)〟
のでした。
 具体的な手口は前述したように、被告人が勝手に自分の携帯電話を使って、家族に連絡をとるというモノです。この行為が認められれば、被告人は〝逮捕されなかった〟という事になり、さらには駅員室や警察署で行われた取調べは全て任意だったということになってしまい、被告人(当時被疑者)はブタ箱にブチ込まれることなく、大手を振って自宅へ帰ることが出来たのです。


↓ 刑訴法に書かれている本といえば、どれもこれも小難しいモノばかりで、パンピー向けの本はほとんど出ていない。そんなわけで、この事件で被告人が逮捕を免れた理由は理解しにくいかもしれない。しかも被告人が逮捕されなかっただけでなく、その後勾留をされなかったのも、刑訴法に基づく手続きである。勾留の用件には「逮捕前置主義」というモノがあり、すでに逮捕されちゃった被疑者でなければ、勾留請求が出来ないのである。つまり逮捕さえ免れれば、その後の勾留はなく、仮に起訴されてもず~~っと在宅捜査で争えるのだ。
図解でわかる刑事訴訟法 (入門の法律)

 この手口は、実は一般人が痴漢冤罪に巻き込まれてしまった場合にも、十分に使えるモノなのでしょう。ただし警察は普通、〝逮捕の要件〟なんて事は教えてくれない上、被疑者なんて刑訴法に疎いド素人だと思っています。
=続く=

【このネタを初めから読む】

↓ 警察官の多くは、パンピーが刑訴法など全く知らないド素人だと思ってナメている。確かに一般人のほとんどが刑訴法に疎いというのは事実なのだが、こちらが何も知らないと思って、職質などでは完璧な違法行為をカマしてくるのである(職務質問で、身分証の提示や手荷物の中身を見せるのは義務ではないのに、国家権力をチラつかせて強制してくるとか…ね)。ところがそうした思い込みを逆手にとって、冤罪から免れる方法もある(画像はイメージ)。
_MG_9458.jpg
_MG_9458.jpg / nWevurski


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