傍聴のぉと~警視庁OB痴漢事件~【31】

 そうなると、今回の事件の容疑は東京都迷惑防止条例違反ですので、その刑罰は2013年の事件発生当時
6月以下の懲役、または50万円以下の罰金…_φ(・・ )b〟
となっており、緊急逮捕の要件に示されている罪状には値しないモノになります。


↓ この本に書かれている様に、痴漢をした場合に適用される罪状は「強制わいせつ罪」か都道府県ごとで定められている「迷惑防止条例」。今回の事件は「迷惑防止条例」なので、緊急逮捕出来るほどの罪ではない…と解釈できる。
痴漢に間違われたらこうなります!

 また身分を明かしている以上、逃亡の恐れは極めて低く、痴漢事件なんぞ隠滅すべき証拠もないと考えていいでしょう。
 その上被告人の身柄はその時、警察署内にあるのですから、
急速を要し、逮捕状発付を待っていては間に合わない
とも言えないわけで、今回のケースで緊急逮捕を強行するのは、いささか無理があると言わざるをえません。


↓ 被疑者の身分が明らかな上に、身柄は警察署内にある。この状況で緊急逮捕をしかけるのは、一般人に対してだってちょっと無理があると言わざるをえない…でも一般人相手なら逮捕しちゃうかもね(画像はイメージ…って日本の取調室にこんなデカい窓は滅多にない)
Interrogation Room
Interrogation Room / egvvnd


 ましてや被告人(当時被疑者)は〝身内〟であり、真偽は不明ですが
〝警察署の署長の先輩だった ('A`)〟
という噂もあり、そんな相手に無理押しの逮捕など仕掛けることは出来なかったと思われます。

 もちろん警察署内に居る警察官は…というか、被害者以外だれも実際の痴漢現場を現認していませんし、事件発生から警察署に被告人が連行されるまでで、すでに1時間以上の時間が経過していますから、現行犯逮捕も出来ません。
=続く=

【このネタを初めから読む】

↓ いつかレビューでも紹介するかもしれないけど、この作者も痴漢冤罪に巻き込まれた。逮捕は「現行犯逮捕」だったが、身柄を拘束した警察官は、事件を現認していない。被害者(となのる女性)も、腕を掴むなどしたわkではなく、最寄の交番に訴え出ただけである。この場合、「現行犯逮捕」が成立するかは微妙だけど、現実には結構警察官の裁量で現行犯逮捕が行われているっぽい。
痴漢えん罪にまきこまれた憲法学者

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村


冤罪 ブログランキングへ

JRANK人気ブログランキング
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 雑記
ジャンル : 本・雑誌

コメントの投稿

非公開コメント

Satokiの本


ランキングサイト
カテゴリ
リンク
月別アーカイブ
最新コメント
最新記事
アクセスカウンター
V(-¥-)V メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ村
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR
最新トラックバック