Q-5:ニッポンで刑罰になる罪ってなに?~刑法~【3】

 今回のネタは、まさに刑法の第2編にある「罪」の具体的な内容となりますが、刑法では「罪」を
1:国家的法益に対する罪
2:社会的法益に対する罪
3:個人的法益に対する罪

という3種類に分けています。


↓ 「罪」の規定は〝何に対する罪〟なのかでカテゴライズされている。ちなみに「東京裁判」は、「平和に対する罪」「人道に対する罪」、そして戦時下における通常犯罪が問われた。
図説 東京裁判 (ふくろうの本)

①国家的法益に対する罪
 国家機関…つまり政府に対して危害を加えたり、存続を揺るがすような真似をする行為は「罪」である。というモノで、刑法では第2章から第7章に書かれています。
 ちなみに第1章は、現代の「日本国」になってから削除されました。というのも、第1章は
〝皇室に対する罪〟
であり、皇族に対して失礼な態度をとる「不敬罪」といった罪が定められていましたが、ご存知の通りニッポンが民主国家になり、天皇が国民の〝象徴〟という地位に変わったのを期に削除されたわけです。


↓ 「不敬罪」とは皇族の方々に対して失礼な態度を取ること。刑法のいの一番に掲載されているんだから、大日本帝國にとって皇族が如何に敬われるべき存在だったのかがよくわかる。近年「それは不敬罪ぢゃね?」と騒がれたのはメロリンQ山本太郎が、天皇陛下に対してわけのわからん手紙を直接手渡した事件だろう。もちろん不敬罪は現在の刑法から削除されているので、罪にはならないが大ひんしゅくをかった。
ひとり舞台 脱原発-闘う役者の真実-

 そして第2章は
1:内乱罪(77条1項)・内乱未遂罪(同条2項)
2:内乱予備・陰謀罪(78条)
3:内乱等幇助罪(79条)

という3つ(正確には4つか)の「罪」が定められています。

 要は
「政府の打倒を目指して、内乱なんか起こすんぢゃねぇ! ヽ(`Д´)ノ」
という目的なんですが、実は現在の刑法になってから、
〝マジで内乱罪を問われたヤツはいない Σ(゜o゜ノ)ノ〟
というのがホントの話です。
=続く=

【このネタを初めから読む】

↓ 政府の打倒を目指して、武装蜂起するのは法律で禁じられている(画像はイメージ)。
Fun on the Bun in the Sun with a (pink) Gun
Fun on the Bun in the Sun with a (pink) Gun / Darron Birgenheier


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