傍聴のぉと~警視庁OB痴漢事件~【36】

 おそらくこんな事がなければ、一生裁判の証言台に立つなんてことはなかったであろう被告人の嫁はんは終始緊張していましたが、裁判の行方を左右するような爆弾発言が飛び出すような事もなく、淡々と証言を終えます。

 弁護側の証人質問が終わった後は、最初の予定通り、被告人本人に対する
〝被告人質問…_φ(・・ )b〟
が始められました。


↓ 証拠調べ最後のヤマ場、被告人本人への証人質問(被告人質問)がはじまった…(画像はイメージ)
Courtroom - Marietta, GA
Courtroom - Marietta, GA / sketchblog


 最初の質問は弁護側から始められ、冒頭陳述や検察側の証人質問で語られた〝警察・検察側のストーリー〟に対して、被告人本人が違っている部分を主張したわけです。
 まず第一に被害者との接触に関して、被告人は電車の中では疲れと薬の影響でウツラウツラしており、隣にいたのが被害者だったとは認識していなかったという点でした。


↓ 被告人は仕事の疲れと鼻炎の薬の影響で眠くなり、電車の中ではウツラウツラしていたそうである。鼻炎の薬を飲むと眠くなるというのは、嘘ではない。特に抗ヒスタミン剤の入った薬は、体内物質のヒスタミンを抑える作用があるが、このヒスタミンという物質はアレルギーを引き起こす原因だけではなく、脳の活動を活発にしている。したがって抗ヒスタミン剤はアレルギー症状を抑えるのと同時に脳の活動も抑えてしまうので、眠くなるのである(画像は鼻炎薬。被告人がコレを飲んでいたかは定かではない)。
【指定第2類医薬品】パブロン鼻炎カプセルS 48カプセル

 さすが立ったまま熟睡はしていなかったものの、被害者に腕を掴まれるまで、被害者の存在そのものに気づいていなかったらしく、被害者の
「触ったでしょ? (`へ´)」
という発言には
「何言ってるの (゜Д゜)」
と答えたそうです。


↓ リアル司法を知っている人には「供述調書は警察や検察が作る作文である」というのは常識。検察側の立証は、そんな〝作文〟を元に行われる為、被告人質問で明らかになる事件の内容には、明らかな〝ズレ〟が生まれる…そんな供述調書の記載例の本。警官の昇進試験の参考書っぽいが、内容をちょっと見てみたい。
供述調書記載例集

 また電車を降りた後、被害者に対して
「落ち着いて ( ´∀`)ノ」
とは言ったが、検察の主張のように
「証拠を見せろ ヽ(`Д´)9」
とは言っていないとも主張しました。
=続く=

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