傍聴のぉと~警視庁OB痴漢事件~【42】

 さらに被告人質問では、在宅捜査の中で行われた取調べの様子も垣間見えました。警察が被告人を任意で取調べたのは、多くても片手で数えられるくらいの回数で、日付まで明らかになったのは、
〝2013年7月3日の1回だけ (;゜Д゜)〟
になります。


↓ 被告人(当時被疑者)の取調べは、後日事件が発生した所轄署ではなく、全然違う場所の警察署で行われたらしい…(画像はイメージ)
Nゲージ 23-460 地方警察署

 この取調べで、被告人は
電車の中でウツラウツラしている時に、左手が触れた気がした・・・(-,―∂)ポリポリ」
員面調書で語っています。検察官は、
生活安全課参事官にまでなられた方が、調書に署名・押印する事の意味を知らないわけはないでしょう?
と皮肉たっぷりに言い、警察の取調べ段階で、被告人が被害者に触ったことを認める発言したことを認めていたと追求しました。


↓ 供述調書には、検察官が取る《検面調書(けんめんちょうしょ:検察官面前調書の略)》と、警察の担当捜査官が取る《員面調書(いんめんちょうしょ:司法警察員面前調書の略》がある。どちらも、文末には調書を取られた人物(被疑者や被害者、あるいは証人)の署名と押印がある。この署名・押印はその調書の内容に間違いがないと、調書を取られた人物が同意したことを意味するわけで、公判では重要な書類になる。だから調書を取られた場合、その書かれた内容に間違いがあったり、表現に不満があった場合は絶対に署名・押印をしてはいけない…そんなこと〝元警視庁の参事官〟なら百も承知だろう…と検察官は言いたいのである(画像はイメージ)。
レゴ シティ 警察署 7237

 それに対して被告人は、
「(触ったことは)覚えていない。触っていないと思う。 ( ̄~ ̄)」
と反論しますが、それに対して検察官が
過失でも、被害者に絶対触っていないと言い切れますか? (・∀・)」
と聞いたので、さすがにブチ切れ、
そんな言い方されたら、(触ってない)とは言い切れないと言うしかないでしょう? ヽ(`Д´)9」
と捨て鉢に答えました。

 とはいえ、この場合は被告人がブチ切れる方が〝ごもっともな話〟です。満員電車やバスの車内で、隣の誰かに無意識にでも絶対触っていないか?なんて聞かれたら、絶対に触っていないと言い切れる方が不自然で、警察・検察側の
〝無意識でも触ったら痴漢 Σ(゚ロ゚;)〟
という発想が、今日も痴漢冤罪を生み出していると言っていいでしょう。
=続く=

【このネタを初めから読む】

↓ 常に身体同士が触れるか、触れないかギリギリの状態で、運転の揺れも加わる電車やバス車内で、無意識に手が触れていないと、絶対に言い切れるわけがないと被告人はブチ切れた…ごもっともな話である(画像はイメージ)。
Rush Hour Subway Train, Somewhere In Tokyo
Rush Hour Subway Train, Somewhere In Tokyo / Stephen Kelly Photography


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