『痴漢に間違われたらこうなります!』

痴漢に間違われたらこうなります!

 2014年に出版された『痴漢に間違われたらこうなります!』です。
 出版後3ヶ月以上経ってのセルフレビューというわけで、この駄文を読んでいる方の大半はすでに読んでいるかもしれません。

 痴漢冤罪本といえば、ほとんどの本が
・実際に痴漢冤罪に巻き込まれた人の体験記
法曹界あるいは法律家といった〝業界人〟が書いた司法の問題を指摘した本
という2パターンに分類されますが、この本はそのどちらでもありません。


↓ 体験談系痴漢冤罪本『お父さんはやってない』。
お父さんはやってない
↓ 業界人系痴漢冤罪本『痴漢冤罪の恐怖―「疑わしきは有罪」なのか? 』
痴漢冤罪の恐怖―「疑わしきは有罪」なのか? (生活人新書)

 まぁ、強いて言えば
刑訴法ヲタが、取材して書いた痴漢冤罪事件の傾向と対策…_φ(・・ )b〟
と言えるでしょう。

 この企画が持ち上がった時、V(-¥-)Vが考えた本の構成は、
・もし痴漢冤罪に巻き込まれたら、どうやって裁かれてしまうのか?
現行法とリアル司法の中で、痴漢冤罪から逃れる方法とはどんなモノか?
というふたつで行こうと考えました。


↓ 本書は痴漢に間違われちゃった場合、どうなるのか?痴漢冤罪から逃れるために出来ることは何か?という2点がテーマになっている。ちなみにマジで痴漢したけど捕まらない方法…という解説はしていないし、それを期待して読んでも無駄である。理由は…読めばわかる(画像はイメージ)。
Ginza in the Summer
Ginza in the Summer / Danny Choo


 その結果、前半は読者が仮に痴漢冤罪に巻き込まれてしまった場合、どんな手続きが待っているのか疑似体験してもらおうというシミュレーションの『第1部』と、現行法やリアル司法が冤罪を生み出す構造をこき下ろし、その現状の中で痴漢冤罪から逃れる方法を解説した『第2部』という構成になっています。

 第1部は、この本の監修を担当してくださった、弁護士の坂根真也先生に、
「実際の実務そのもの」
という評価を頂いたくらい、まさにリアル刑事手続きをシミュレートされているわけで、捕まる前から警察や検察の手口がわかってしまうと思っていいでしょう。


↓ 監修を担当してくださった弁護士、坂根真也先生の素性を知りたいのであれば、お勧めなのがこの本。公判に著者である北尾トロ氏と坂根先生の対談か掲載されている。
傍聴弁護人から異議あり!

 またその反面、第1部が長くて
痴漢冤罪から逃れる方法が知りたいのに、なかなか知りたい情報が出てこない ('A`)」
というネット上のレビューもありました。
 まぁ、ココでぶっちゃけてしまえば、痴漢冤罪から逃れる方法だけを知りたければ、第2部から読んでもらっても、おそらく問題はないと思います。


↓ ネット上に上がっているブックレビューには、「知りたい内容がなかなか出てこなくてイライラした」というモノもあった(画像はイメージ)
読書中
読書中 / HIRAOKA,Yasunobu


 もっとも、痴漢事件で捕まった場合、どんな刑事手続きが待っているかをすでに知識として知っている事が前提で、「略式裁判(または「略式手続き」)」とか「勾留」、あるいは「起訴」といった用語を言葉だけでなく、内容まで把握していない方は、面倒でも最初から読まれた方が良いでしょう。

 さらに痴漢冤罪から逃れる解決策はひとつではありません。自分のプライドを賭けて、国家権力ととことん戦うか、家族や仕事など自分が守るべきモノのために、いち早く日常生活を取り戻す努力をするかは、読む人によって結論が違うと思います。この本はそのどちらかを選んだ場合のメリットとデメリットも解説していますので、是非参考にしてみてください。


↓ 痴漢に間違われちゃったらどう対応するか? その答えはひとつではない。本書ではパターン別にその答えを出来るだけ紹介している…はずである(画像はイメージ)。
痴漢男 スペシャル・エディション (初回限定生産) [DVD]

 ただし…この本は実際に痴漢冤罪に巻き込まれる前に読むのを前提にしています。
〝捕まってからブタ箱で読んでも手遅れ ┐('~`;)┌〟

ですので、ご購読はシャバにいるうちにどうぞ。
=続く=
【このネタを初めから読む】

↓ この本はあくまで紹介しているのは〝予防法〟である。ホントに逮捕されてから、慌てて留置場の中でこの本を読んでもほとんど手遅れで、ブタ箱の中で事態を好転させるために出来る事はあんまりない事がわかる。
痴漢に間違われたらこうなります!

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