Q-5:ニッポンで刑罰になる罪ってなに?~刑法~【26】

 まず1件目は1月の上旬、集団強姦の疑いで横浜地検川崎支部に送検された男が、弁護士との接見後に脱走したという事件です。

 この被疑者は2日ほど逃げ回って、最終的には逮捕されました。ところがこの男がやらした逃亡に関して、
〝逃亡罪が適用されていない Σ(゚ロ゚;)〟
のです。


↓ この男が引き起こした逃走事件は、2日に逃げ回ったので、面白おかしくマスコミが取り上げたせいで、今でも「逃亡 川崎支部」といったキーワードで検索すれば、被疑者画像も見つかる。
ロッソモデロ(rossomodello)オリジナルステッカー 【只今逃走中】

 前述したように逃亡罪は〝勾留中の被疑者(あるいは被告人)〟が逃亡した場合に適用されます。しかしこの男が逃亡したのは、検事が取調べをして、勾留請求している真っ最中であり、
〝裁判所による勾留決定がされる前 _φ(-_-;)b〟
だったのです。


↓ あまり意識はされていないが、逮捕も勾留も裁判所の許可が必要である。勾留の決定は裁判官自ら被疑者と面会して<勾留質問>を経て行われる(画像はイメージ…リアル勾留質問で会う裁判官は普通にスーツ姿である)
ルオー・「裁判官」 プリキャンバス複製画・ ギャラリーラップ仕上げ(6号サイズ)

 まぁ、一般的な感覚で言えば、手錠をかけられた直後から、逃亡すれば逃亡罪が適用されてもよさそうなモノなのですが、昔ながらの慣例で、裁判所が勾留を決定する前であれば、逃亡罪を適用しないことになっています。
 ではこの事件の場合、どうやって男の身柄を再び拘束したかというと、
逮捕状を再発行してもらい、前に逮捕した罪状と同じ理由で逮捕 Σ(゜o゜ノ)ノ〟
したと言われています。
=続く=

【このネタを初めから読む】

↓ 勾留決定前に被疑者に逃亡されると、警察は再び逮捕状を取って身柄を確保しなければならない。そんな面倒臭ぇ事をしたくないので、警察署内や留置場の警備は異様にハードなのかもしれない(画像はイメージ)。
pict3299
pict3299 / 東涌老記


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