Q-5:ニッポンで刑罰になる罪ってなに?~刑法~【28】

 この逃走罪、刑罰は結構軽めで、
〝1年以下の懲役…_φ(・・ )b〟
となっています。


↓ 逃亡罪の刑罰は以外に軽い…(画像はイメージ)
arrest
arrest / Keith Allison


 ただし、これまで書き垂れてきたように逃走罪が適用されるケースというのは、勾留中被疑者被告人、あるいは受刑者です。罰金なしの懲役刑オンリーという事は、略式手続きは使えません。したがって、逃亡して再び捕まってしまった場合、犯人は
〝逃亡罪の件で、もう一度裁判にかけられる ( ̄皿 ̄;)!!〟
可能性があるわけです。

 まぁ、リアルな話をすれば、司法業界はクソ忙しいので、余程悪質な逃亡(逃亡期間がメチャ長いとか…)出ない限り、もともと身柄を拘束していた相手に対して、チャチな罪状で新たに公判を開くのは面倒臭ぇので、検察レベルで不起訴にしてしまうでしょう。


↓ 逃走したヤツが犯した逃走罪というのは、新しい事件なので当然逮捕から始まる刑事手続きが1から始まる。留置場や拘置所に入っている被疑者や被告人が逃げ出した場合より、面倒なのは刑務所に入っている受刑者で、逃走罪に限らず新たな犯罪容疑が発覚した場合、刑の執行を停止して拘置所に逆護送しなければならない(画像はイメージ)。
LEGO Police 護送する!
LEGO Police 護送する! / Norio.NAKAYAMA


 逃亡に関する罪はまだまだ他にもあります。前述の刑法97条の逃走罪は、ただ単純に一人で逃げ出した場合でした。しかし次の98条である《加重逃走罪》は、
〝逃走時に拘束のための器具を破壊したり、逃走するために誰かを脅したり暴力を振るった場合、若しくは二人以上で共謀して逃走した場合…_φ(・・ )b〟
に適用されます。
=続く=

【このネタを初めから読む】

↓ 逃走するために拘束器具(鉄格子や窓ガラスなど、施設の一部も含む)を破壊したり、2人以上で相談し、一緒に逃げ出すと、より重罪である加重逃亡罪になってしまう(画像はイメージ)。
Break out
Break out / Eric Lumsden


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