Q-5:ニッポンで刑罰になる罪ってなに?~刑法~【31】

 つまり脱走する行為そのものを手伝った場合に、この逃走援助罪が適用され、すでに逃走した者を匿ったり逃亡を手助けした場合は犯人蔵匿等罪になるわけです。

↓ 逃走者を匿うのが犯人蔵匿等罪。匿う場所まで逃走者本人が自力で逃げてきたら、逃走援助罪は適用されない(画像はイメージ)
Hiding
Hiding / Kristin Schmit


 そして逃走援助罪は罰状は二段階に分かれています。拘束中の被疑者や被告人などに対して、脱走用の道具を手渡したり、護送車の前に立ち塞がったりして、逃げ出す行為を助ける場合は、
〝3年以下の懲役…_φ(・・ )b〟
となります。

 さらにそうした手助けをする段階で、留置場の管理官や、拘置所や刑務所の刑務官(まぁ、一般的には「看守」と呼ばれている、ホントは違うけど)を脅迫して逃走に使えるアイテムを差し入れさせたり、暴行を伴った行動をすると、
〝3月以上5年以下の懲役…_φ(-_-;)b〟
になってしまうわけです。


↓ 留置場を管理している警官は「担当さん」と呼ばれているが、一般的には拘置所や刑務所の刑務官も、刑事施設の官吏のことはまとめて「看守」と呼ばれている。まぁ、刑法の条文もそう書かれているから無理に区別しなくてもいいけどね(画像はイメージ)。
Guarding the Inmates
Guarding the Inmates / myfuture.com


 第100条の逃走援助罪は、刑事手続きとは無縁の一般人に適用され、被疑者や被告人などを直接拘束したり警護する看守が逃亡の手助けをすると、第101条の《看守者等による逃走援助》になります。
 普通身柄拘束中の被疑者や被告人などには、一般人はただ面会するだけでも相当な制約があります。
=続く==続く=

【このネタを初めから読む】

↓ 一般人が拘束者と接触する方法は、「接見」と言われる面会しかない。しかし弁護士資格のない一般人は面会条件が厳しく制限されている。それに会うと言っても、ドラマや映画でお馴染みの〝アクリルの仕切り〟によって、直接触れることも脱走道具を手渡すことも出来ない(画像はイメージ…ってマジで本物の接見室そっくりだ)。
凶悪 [DVD]

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村


冤罪 ブログランキングへ

JRANK人気ブログランキング
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 雑記
ジャンル : 本・雑誌

コメントの投稿

非公開コメント

Satokiの本


ランキングサイト
カテゴリ
リンク
月別アーカイブ
最新コメント
最新記事
アクセスカウンター
V(-¥-)V メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ村
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR
最新トラックバック