Q-5:ニッポンで刑罰になる罪ってなに?~刑法~【38】

 そんな犯人隠匿や証拠隠滅罪を補う形で刑法105条があります。105条の1項は103条と104条に関して、犯人や逃亡をした者を匿ったり、その事件の証拠隠滅を図ったしりしても、
〝親族なら刑を免除するよ~(・0・)ノ〟
と定めています。


↓ 逃亡者を匿ったり、逃走を助けたりしても、その逃亡者の親族だった場合、刑事罰はないらしい(画像はイメージ)。
Sheltered
Sheltered / pennuja


 つまり105条の1項は犯人や逃亡者が、その配偶者や親兄弟の所に逃げ込んだ場合、配偶者や親兄弟が匿っても
「刑罰はなし! ( ̄^ ̄)v」
と言っているわけです。

 ただ、この〝刑罰なし〟というのは、極めて微妙な表現で色んな解釈が出来るわけでして、最も一般的な解釈としては、
〝起訴されて有罪判決くらっても、具体的な刑罰はない _φ(・・ )b〟
という事になっています。


↓ このルールの微妙なところは、「刑罰を免除する」とは書いてあるが、「罰しない」とは書いていない点にある。つまり逮捕される可能性も起訴される可能性もあるし、その結果有罪判決をくらう事もありうるのである(画像はイメージ)。
Arrest
Arrest / silkolive


 ですから弁護士みたいに、行為そのものが刑事事件として免除されているわけではなく、検察の検事がその気になれば、犯人や逃亡者の親族は、犯人隠匿や証拠隠滅で起訴される可能性があるわけです。

まぁ、それでも刑法で〝刑罰なし〟と規定されているわけですから、仮に裁判になって有罪判決が下りても、刑罰なしで法廷からそのまま帰れるわけですので、そんな無駄な公判をするよりも、リアルな社会だと親族は警察か検察に呼び出されて、説教のひとつもカマされて終わりでしょう。
=続く=

【このネタを初めから読む】

↓ どうせ裁判で有罪にしても、刑罰は科せられないのだから、いちいち起訴するのも面倒臭ぇので、親族による犯人隠匿は、説教カマして終わりになる可能性が高い(画像はイメージ)。
叱られる力 聞く力2

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