Q-5:ニッポンで刑罰になる罪ってなに?~刑法~【42】

 V(-¥-)Vの本にはネチっこく書いてありますが、痴漢で逮捕・起訴された場合、保釈が認められるのは多くの場合、被害者が法廷で証言を終えた後です。それまでは何度保釈申請をしても、裁判所が認めることはあまりありません。

↓ その辺の事情は、この本に詳しく書き垂れてある。
痴漢に間違われたらこうなります!

 このパターンは有名な冤罪映画『それでもボクはやってない』でも描かれていました。まぁ映画ですから具体的な説明はされていませんが、主人公の保釈許可が出てシャバに戻れたのは、公判での被害者質問の直後だったのです。
このように法廷で示される証拠がすべての司法業界では、証人が被疑者や被告人に脅されることを防ぐために、証言が終わるまでは絶対に被疑者や被告人をシャバに出さないという手段が普通に使われています。


↓ たびたび紹介してる映画『それでもボクはやってない』。この作品で主人公が体験する刑事手続きは、実にリアルで〝ドラマ的フィクション〟は皆無である。この映画を見ておけばホントに逮捕されても、次の展開が読めるだろう。この映画で唯一〝嘘〟があるのは、主人公が勾留中にエンピツを使っている事くらいだろう(留置場で貸し出されるのは、先が尖っていない特殊な形をしたボールペンだけである)。また、勾留は何日だとか、裁判で証人質問が終わるまでは保釈が認められないとか、裏事情を台詞で説明するようなシーンはあまりない。
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 ただ、それはあくまで〝法廷の都合〟です。そんな一方的なモノで、痴漢冤罪を被った人は多くの場合、
〝逮捕から釈放まで100日以上、身柄を拘束される Σ(゚ロ゚;)〟
というトンでもない仕打ちにあっています。


↓ ちょっと想像してみて欲しい。ある日いつもと同じように家を出て、会社や学校に行こうとしたら、突如痴漢に間違われ、警察署に連れ込まれたら、そのまま3ヶ月以上刑事施設に勾留されてしまう…という事を。ちょっと用事があるのでタンマ、といった事は一切許されないのである。全ての予定がパアになり、外の状況が何も分からないまま、ブタ箱に閉じ込められてしまう。ホラー映画にでも使えそうなシチュエーションが、今日もリアルに発生している(画像はイメージ)。
CHEESE
CHEESE / Thairms


 まぁ、痴漢の真犯人であれば、ある意味自業自得なのでしょうが、ところが痴漢行為をはじめから認めてしまうと、罪状が強制わいせつ罪でもない限り、略式続きで裁判省略の即罰金命令で、遅くても逮捕された3日後までに、早ければ逮捕された当日
〝釈放されて自由の身になれる ヽ(・∀・)ノ〟
というわけのわからんシステムになっているわけです。
=続く=

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