痴漢裁判 傍聴へGo! 【22】

 さて〝贖罪寄付〟というのは、被害者のいない刑事事件(痴漢系なら「公然わいせつ罪」あたり)や、被害者が弁済を拒否している場合、指定された団体に寄付をすることによって、贖罪の意思を表明する行為です。
 贖罪寄付先として認められている団体というのはいくつかありますが、最もポピュラーな寄付先は
地元の弁護士会・日弁連(日本弁護士連合会)…_φ(・・ )b〟
でしょう。


↓ 贖罪寄付が利用される犯罪で最も一般的なのは、被害者がいない〝薬物系犯罪(但し、売人は除く)〟。示談金や賠償金などが、被害者に受け取ってもらえない場合も、贖罪寄付をすれば〝反省している態度〟を示すことになるらしい(画像はイメージ)。
贖罪

 こうした団体に贖罪寄付の名目で寄付をすると、
〝贖罪寄付証明書…_φ(・∀・)b〟
という書面を発行してくれますので、それを証拠として裁判所へ提出します。
「こうした贖罪寄付の行為は、被告人に反省と謝罪の意思があると裁判所に受け止められ、判決の際に刑罰が軽くなる決め手になります ヽ(´∀`)ノ」
というのが、贖罪寄付を受け付けている団体の主張です。


↓ 贖罪寄付を受け付けている団体は、弁護士会や日弁連のほかにもあるが、それらの団体が連携してるのか、独自で行っているのか、贖罪寄付団体の実態は、どうもよくわからない。ただ寄付された金が何に使われているかというと、団体の私腹を肥やしているのではなく、犯罪被害者の支援などで使われている(画像はイメージ)
犯罪被害者支援の理論と実務―法律実務家と被害者支援関係者のために

 そんなわけで被害者弁済が済んでいない被告人に対して、被告人質問で弁護士は、
「贖罪寄付はしたんですよね? (*´ω`)ノ」
という質問をして、ちゃんと〝形のある謝罪意思や反省〟がある事を裁判長にアピールします。
 他にもこの事件がきっかけで会社をクビになっちゃっていたら、今後の就職先は決まっているとか、〝社会復帰後〟の身の振り方をキチンと説明し、二度と罪を犯さないという印象を裁判長に与えようとするわけです。
=続く=

【このネタを初めから読む】

↓ 弁護人の計算された質問によって、被告人質問ではマジで反省し、社会復帰の努力をしようとしている態度を裁判長にアピールする(画像はイメージ)
An eye for an eye, a tooth for a tooth: Family killer Christian Longo is sentenced to death in an Oregon courtroom
An eye for an eye, a tooth for a tooth: Family killer Christian Longo is sentenced to death in an Oregon courtroom / Ninian Reid


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