左手の証明―記者が追いかけた痴漢冤罪事件868日の真実

左手の証明―記者が追いかけた痴漢冤罪事件868日の真実 (Nanaブックス)

 2007年に、ナナコーポレーションから出版された『左手の証明―記者が追いかけた痴漢冤罪事件868日の真実』です。サブタイトルに〝記者が追いかけた~〟とありますので、作者自身が痴漢冤罪被害にあったモノではありません。
 2003年に西武新宿線、高田馬場駅で実際に発生した痴漢冤罪事件を追ったドキュメンタリーで、サラリーマンの正広(仮名)は、女子高生にトレーナーの裾を掴まれ、痴漢として駅員に突き出されてしまいます。


↓ 事件の発生場所となった都内・高田馬場駅。JRと西武鉄道、そして東京メトロの駅が隣接している為、通勤通学の要所として利用客は多い。ど~でもいい情報だが、このBlogサイトの本を出版する自由国民社の最寄り駅でもある。
Takadanobaba
Takadanobaba / DozoDomo


 この事件の場合、痴漢に間違われた主人公の罪状が、痴漢として一般的な『迷惑防止条例違反』ではなく、
〝強制わいせつ罪 ( ̄□ ̄;)!!〟
だった為に、第1審では実刑判決を食らってしまう、というホントにシャレにならない事態になったわけです。痴漢冤罪が他人事ではない男性諸氏にとって、まさに悪夢の展開でしょう。


↓ 痴漢で有罪を食らった場合、迷惑防止条例違反なら罰金ですむ事が多いが、強制わいせつ罪だった場合は、罰金などではなく、懲役刑になってしまう…まぁ、初犯からいきなり実刑判決を食らう事は珍しいが、可能性はゼロではない…(画像はイメージ…てか、今時こんな囚人服を着せている地域はない)
【コスゾーン】 囚人 男性用 のコスチューム

 ただこの事件の場合、控訴審において本のタイトルにもなっている
〝左に手に付いていた○○〟
の存在によって、被害者の証言の信頼性が揺らぎ、最終的には無罪を勝ち取ることができたわけです。


↓ 被告になっちゃった主人公は、左手に付いていたモノによって、無実を証明できた…ネタバレだがら書かないけど、それほど意外なモノでもない(画像はイメージ)
hand-creepy-water.jpg
hand-creepy-water.jpg / r.nial.bradshaw


 この事件をベースにして、2013年にはTV番組も作られていたりしますが、この本はご本人や奥さんの手記などを取り混ぜながら、現代の刑事事件を結構リアルに知ることが出来る本です。
=完=


↓ 痴漢冤罪の特集をしたのは、この番組。昔はオカルト物がメインだったが、最近はそうしたネタはすっかり影を潜めている。
奇跡体験!アンビリバボー―呪いのメッセージ (単行本コミックス―角川マンガ)

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