Q-1:ニッポンの刑事罰にはどんなモノがあるの?【4】

 通常、刑事裁判で自由刑の判決が下された場合、起訴勾留期間(起訴から判決まで勾留された期間のこと)の日数の一部を、実際に執行される日数から差し引く事になっています。
 ところが確定した判決が拘留だった場合、
〝実際の刑罰より、起訴勾留期間のほうが長い ┐( ̄Д ̄;)┌〟
という、何だかわけのわからん結果になってしまうわけです。


↓ 刑罰が「拘留」だった場合、実際に執行される刑罰よりも、裁判のための身柄拘束(勾留)の方が長いというアホみたな話もあり得る(画像はイメージ)。
Prisoner at Museo Maritimo de Ushuaia
Prisoner at Museo Maritimo de Ushuaia / Liam Quinn


 もっとも、在宅起訴で裁判が行われた場合とか、拘留刑に足りうる拘束期間が発生するケースというのもあるのですが、本来拘留は、自由刑の中でも最も軽い刑罰で、この刑が判決で言い渡される事はあまりないようです。
 ちなみにネットが普及して、こうした刑事手続きネタもよく掲示板やBlogに書き込まれているのですが、
「拘留」「勾留」区別が出来ていない人が非常に多い〟
というのが現状です。


↓ 裁判による刑罰が確定する前の身柄拘束は「勾留」と書くのが正しい。MS-MIEの辞書変換機能が、デフォだと「勾留」より珍しい「拘留」の方が優先的に表示されるせいもあって、ネット上では「拘留」と「勾留」が区別できない連中が多い。
勾留百二十日  特捜部長はなぜ逮捕されたか

 「拘留」はこれまで書き垂れてきた様に、刑事罰として下される刑罰の一種になります。一方、「勾留」は刑事手続きの中で、被疑者や被告人が逃亡や、証拠隠滅することを防ぐために、刑事施設に身柄を拘束する処置のことです。
 まぁ、やってる事は同じなんですが、意味は全く違うということを頭の隅に留めておきましょう。
=続く=

【このネタを初めから読む】

↓ まぁ、名目がどうであれ留置場や拘置所といった刑事施設にブチ込まれてしまうという点では、「勾留」も「拘留」も一緒なんだけどね。
大阪ブタ箱物語―突然逮捕されて留置場にぶち込まれたらどうなる?

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