痴漢裁判 傍聴へGo! 【38】

「被害者の証言は、体験者だけが語りうる臨場感に満ちており、信用できる ( ̄^ ̄)b」
 これも、痴漢裁判で判決の有罪理由でよく使われるフレーズです。
 ところが、この文から言えることは、
〝被害者が実際に痴漢被害にあったことだけ〟
だという事がわかります。


↓ よく使われるフレーズに「体験者だけが語りうる臨場感…」というモノがあるが、フィクションである小説やドラマに臨場感はないのか?と突っ込みを入れたくなる。作文(調書)なんぞは、文章力の上手い下手であって、それが真実かどうかなどわかるわけがない。
痴漢通学 隣りの女子高生 (フランス書院文庫)

 被害者がホントに痴漢被害にあったことは事実かもしれませんが、その痴漢が間違いなく被告人本人だったことの証明は何もなされないまま、
「被害者が痴漢に遭ったって、言ってるんだから犯人はお前ぢゃ! ヽ(`Д´)9」
という滅茶苦茶な理論が今日も法廷でまかり通っているわけです。


↓ これも冤罪モノだが、痴漢事件に特化した本ではない。とはいえ痴漢事件の場合、この本のタイトルのように〝なぜ自分(被告)が犯人なのか?〟という証明がなくても、被害者が痴漢されたといえば、誰でも犯人に仕立て上げられてしまう・・・
どうして私が「犯人」なのか ~ドキュメント冤罪事件 (宝島社新書)

 さて、そんな恣意的で、融通の利かないお役所裁判の判決ですが、判決を言い渡した後、裁判長は再び被告人を規律させ、
「被告人はこの判決に不服がある場合、上訴する事ができます。判決日の翌日から14日以内に上訴の手続きを行ってください。」
という、〝上訴権の告知〟をします。


↓ 判決を言い渡した後、裁判長は負けた方(普通は被告人、珍しい話だが被告人が無罪だと検察官に対して)に、控訴や上告が出来る権利を告げる。この〝上訴権の告知〟は必ずしなくてはならないルールになっている(画像はイメージ…ってどこの国でいつの時代の話だよ?)
The Kelly trial
The Kelly trial / State Library of Victoria Collections


 この時、気の利いた裁判長であれば、念のために上訴権を告知する前に、
「この判決は有罪判決です ( ´∀`)ノ」
と伝え、更に被告人が罪を認めている量刑裁判の場合は、被告人が二度と罪を犯さないよう、
〝軽い説教〟
をする事もあります。
=続く=

【このネタを初めから読む】

↓ そんな裁判官の〝お言葉〟を中心にまとめた裁判傍聴本。判決後に裁判長が被告人に対して、説教をする事がある(この行為は義務ではないので必ず行われるモノではない)。真面目な裁判官は被告人の更正を願い、人生訓や時にはヒットソングの歌詞を引用し、二度と罪を犯さぬように被告人を諭すのである。
裁判官の爆笑お言葉集 (幻冬舎新書)

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