拘禁症体験者求ム?

 先日、某ボランティア団体で、お手伝いをしていたときの事である。ふいに鳴った電話を事務局員のSさんが取ると、
「My日新聞(仮名)!?ですか?」
と声を上げた。


↓ ある日ボランティア事務所の電話が鳴った。電話の相手は…(画像はイメージ)
Business
Business / Richard Stebbing


「拘禁症・・・ですか?」
しばらく受け答えをしていたSさんが、困ったように言った。その日はたまたま…というか珍しく事務局長のT弁護士が居たので、Sさんはすかさず受話器を事務局長に差し出し、
「あのぉ~…無期懲役拘禁症にかかった経験を持つ方にインタビューをしたいので、誰か紹介してもらえないか?・・・という話なんですけどぉ・・・」
と話を振った。


↓ 拘禁症というのは、他者(国家権力を含む)によって自由を拘束された人が引き起こす体調不良や精神障害の総称で、正式には「拘禁反応」というらしい・・・(画像はイメージ)
HOOSEGOW ...
HOOSEGOW ... / mrbill78636


 要は近頃話題になった
〝袴田事件…_φ(・・ )b〟
で、再審が決定したと同時に保釈された袴田氏が、拘禁症で入院しちゃったことに関する付随記事で、
「拘禁症ってどんな症状なん? (゜σ゜)」
というネタを拾いたかったらしい。


↓ 「袴田事件」の解説本。戦後屈指の冤罪事件で、警察検察のバカバカしいほどの捏造がアッサリ証拠として認められた〝司法の恥〟とも言える事件だろう。ちなみにタイトルにもある〝はけないズボン〟というのは、犯行時袴田氏がはいていたとされるズボンであるが、ここまで縮んでしまったのは、「隠し場所の味噌樽の味噌に漬け込まれて縮んだ」と検察が主張した。法曹界では〝衣服は味噌に漬けると、信じられないほど縮む〟というのが常識らしい…
はけないズボンで死刑判決―検証・袴田事件 (GENJINブックレット (37))

 しかも、単なる拘禁症ではなく
無期懲役をくらった上で、シャバに戻ってきた人 ( ̄~ ̄)〟
という、やや高すぎるハードルなのである。
 確かに当ボランティア団体は、刑事施設(主に寄せ場刑務所)関連の情報は豊富に持っているのだが、電話を受け取ったT事務局長はソフトにブチ切れ
「ウチではちょっと紹介できませんねぇ…そんな経験を持った方は、普通に有名になっていますし、そうでない方は自分の経験を人に話したがりません。 (∪_∪)b」
とキッパリお断りした。


↓ この本は他のネタでも紹介した。つまりそのくらい無期や死刑級の刑を食らってシャバに戻ってきた人と言うのは少ないのである。
31年ぶりにムショを出た―私と過ごした1000人の殺人者たち

 まぁ、全国ネットの大新聞であるMy日新聞(仮名)なんだから、その程度の世間知と配慮くらいは来そうなモンだと思ったら、意外と無知な上に失礼な問い合わせである。
 拘禁症の具体的な症状を知りたいのであれば、医者に尋ねれば済む話で、わざわざムショ帰りの人を探す必要などあるのだろうか?

 T事務局長が電話を切った後、そんな白けた沈黙が事務所の中に流れたが、ふいにV(-¥-)Vが、
「そういえば・・・V(-¥-)Vは拘禁症になりかけた事ありますよ」
と言った。しかしSさんは、
「V(-¥-)Vさんは、留置場でしょ? ブタ箱レベルじゃダメでしょうねぇ ( ´∀`)ノ」
と切り替えされてしまった。


↓ この本にしっかり書いてしまったから、今更隠すことでもない。V(-¥-)Vはブタ箱暮らしを経験している。その上、とある事情で10日以上独居房にブチ込まれた。お陰で〝拘禁症の初期症状〟もしっかり体験しているのである。
逮捕されたらこうなります!

My日新聞(仮名)さん、ブタ箱レベルで良ければ、拘禁症の体験談を話せますよ。
=完=

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