ふぁいる-[1] 長崎事件【4】

「そんなこと、ありへんやろ~ ('A`)」
と痴漢をしていない長崎氏は、ぱんてぃの製造メーカーから被害者のモノと同じ商品を入手し、専門家と一緒に弁護側だけで鑑定したところ、
検察の主張はデタラメで、長崎氏の掌についていた繊維片は、被害者のぱんてぃのモノではない ( ̄^ ̄)〟
証明されたのです。


↓ 検察側の主張によれば、被告人の手のひらから検出された繊維片は、被害者が履いていたぱんてぃの繊維と非常に似通った形状をしていたらしい。しかしそれはあくまで〝形だけ〟であり、弁護側がメーカーから取り寄せて調べてみたら、〝太さが全然違っていた〟事が判明。メーカーも同一性を否定しており、証拠はデッチ上げだという事が証明された(画像はイメージ)。
Anthophyllite Asbestos Scanning Electron Microscopy (SEM)
Anthophyllite Asbestos Scanning Electron Microscopy (SEM) / Asbestorama


 すると今度は裁判所は、
「この証拠の真偽は不明 (´、`∂)ポリポリ」
と証拠を〝なかったモノ〟としてしまいました。この判例以降、被告人の掌についた繊維片鑑定の信頼性は地堕ちただけでなく、痴漢事件に限って
〝繊維鑑定そのものが怪しい…(ーー;)〟
というのが法廷の常識となったようです。


↓ 痴漢容疑と手のひらに付着した繊維片の関係も、この本に書き垂れてある。裁判で繊維片が重視される事は滅多になく、仮に手のひらから何も見つからなかったとしても、実は無罪の証明にはならないのである。
痴漢に間違われたらこうなります!

 結局長崎氏は、簡易裁判所での公判は有罪となり、
「罰金5万円に処す! ( ̄^ ̄)」
という判決が下されたのですが、当然納得のいかない長崎氏は控訴しました。

 ところが控訴審は同じ年(2003年)の12月に早くも結審し、
〝2度目の有罪判決が言い渡された ( ̄□ ̄;)!!〟
わけです。3年ほど争われた第一審に比べると、驚くほどのスピード審理ですが、控訴側に第一審でまったく審議されなかった事実や新証拠を提出できない限り、控訴審の審理がすぐ終わってしまうのは〝よくある話〟でしょう。
=続く=

【このネタを初めから読む】

↓ このBlogの別ネタでも書き垂れたが、第一審で争われなかった新事実がない限り、控訴審はアッサリ結審してしまう。「第一審で審理された証拠はすでに検証済み」という建前が優先されるのである(画像はイメージ…ってかアメリカの法廷)
Colorado Court of Appeals courtroom.
Colorado Court of Appeals courtroom. / Jeffrey Beall


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