ふぁいる-[2] 沖田事件【3】

 さらに沖田氏は、最初に取調室に連れ込まれた際、取調官(いわゆる刑事)の只ならぬ雰囲気を敏感に察知し、
(下手なこと喋ったら、揚げ足取られて無実の罪を着せられそう…(ーー;))
と思い、
「弁護士以外とは喋らない ( ̄^ ̄)ノ」
という〝完全黙秘宣言〟をしました。


↓ 沖田氏は捜査官の様子をみて〝拷問されるかもしれない…〟とも思ったらしい。まぁ、警察庁から取調に関する適正化が通達される前の時代だからね(画像はイメージ)
Szerelmi gyilkossagok (3. evad)
Szerelmi gyilkossagok (3. evad) / lwpkommunikacio


 この完全黙秘というのは、実は痴漢冤罪の取調べを受ける場合、今も昔も結構有効な手段だったりします。
黙ってるのは、自分にやましい事があるからだろぉ?! ヽ(`Д´)9」
というのが、警察・検察が黙秘を破らせるための決まり文句ですが、今も昔も
〝自白(調書)は証拠の王様…_φ(・・ )b〟
というのが日本の司法の常識で、警察・検察が一番困るのは、被疑者が黙秘権を行使して、
〝調書が作れない ('A`)〟
という事態なのです。


↓ 実務者(つまり警察の捜査官や検事)向けに、この手の本は出版されているらしい。一体どんな事が書かれているのだろう?ちょっと興味がある…。ちなみに現場では調書を作成することを「調書を巻く」という。語源はその昔(江戸時代)は調書が巻物だったから、その名残りだと言われている。
取調べと供述調書の書き方

 この駆け引きに関して、沖田氏はどこまで事前に知っていたかは不明ですが、少なくとも黙っていれば逮捕のタイムリミットが切れて、
2、3日(つまり72時間)過ぎれば釈放だろう…( ̄- ̄ ))
という予測をしていました。

 という事は、逮捕のタイムリミット(警察で48時間以内に送検、検察で24時間以内に起訴か不起訴かを決定)というルールはご存知だったようですが、
検察が勾留請求して、それを裁判所が認めたら最大10日間の勾留、さらに勾留延長すればプラス最大10日間、合計20日間勾留されてしまう Σ(゜o゜ノ)ノ〟
というシステムは知らなかったかもしれません。
=続く=

【このネタを初めから読む】

↓ この本には刑事手続きの流れが、図解つきでネチっこく紹介されている。
痴漢に間違われたらこうなります!

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