ふぁいる-[2] 沖田事件【7】

 こうしてモタモタしている間、ついに勾留延長の満期が近づいてきてしまい、起訴しても公判を維持できる自信のなくなった検事は、沖田氏を
「不起訴処分 (-_-;)b」
にして釈放しました。


↓ 不起訴処分が決まって沖田氏は21日ぶりに釈放された。大抵の人は自分がブチ込まれている警察署がどんな外観なのか、釈放されるときに初めて知ることになる(画像はイメージ…沖田氏がブチ込まれていたのはココではない)。
Harajuku Police Station
Harajuku Police Station / *_*


 不起訴処分というのは、検察が起訴せず裁判をしないという意味です。その理由として、
1:罪とならず
2:嫌疑なし
3:嫌疑不十分
4:起訴猶予

が挙げられます。

 こうした不起訴理由は普通釈放される時、いちいち説明されません。まぁ、逮捕した被疑者が起訴されずに釈放されちゃうというのは、
〝警察にとっては敗北と同じこと (´・ω・`)〟
ですので、わざわざ教えてはくれないわけです。


↓ 不起訴の理由の種類に関してはこの本にネチっこく解説してある。釈放されるとき、取調べ担当の刑事に不起訴理由を聞いても、一応教えてくれるが息をするように嘘をつく刑事の言うことなんか信用はできない…
逮捕されたらこうなります!

 どうしても不起訴理由を知りたい場合は、自分の取調べを担当した検事宛てに書面で理由開示請求をすれば、文章で回答してくれます。
 沖田氏が実際に自ら不起訴理由を問い合わせたか、弁護士が聞いたのかは不明ですが、兎に角この事件は不起訴処分で無罪となりました。そして沖田氏は逮捕・勾留期間中に欠勤を強いられた職場へも無事復帰することも出来たのです。


↓ 突然降りかかった痴漢容疑も晴れ、沖田氏は再び職場に復帰したが…(画像はイメージ)
台北MRTの帰宅ラッシュ
台北MRTの帰宅ラッシュ / Masaru Kamikura


 これで全てが終われば誤認逮捕があったとはいえ、世間を騒がすほどの問題事件ではないのですが、
〝沖田国家賠償訴訟〟

と言われる世にも奇妙な裁判が始まるのは、沖田氏が釈放されて2年後のことでした。
=続く=
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