ふぁいる-[2] 沖田事件【9】

 まだ紹介していない痴漢冤罪事件でも、被疑者になっちゃった人が取調べ中、
「もし(この容疑が)間違っていたら、誤ってくださいね (`へ´;)」
と言ったところ、担当刑事
「はぁ? なんで謝らなくちゃいけないの? (`▽´)」

笑って言ったというエピソードがあります。


↓ そんな取調べの出てくる本がこちら。誤認逮捕を悔やむのは上司に叱られるからで、間違えちゃった相手に対して謝るのは刑事ドラマに出てくる架空の刑事だけである。
ぼくは痴漢じゃない!―冤罪事件643日の記録― (新潮文庫)

 そんな司法組織の連中もやはり被害者同様、沖田氏に謝罪なんかするわけもありません。もともと電車内でのマナー違反を堂々と注意するほどの正義漢である沖田氏にとって、あまりに不誠実にみえる被害者や警察・検察の態度に沖田氏は怒りの募らせていきました。

 そして事件からおよそ2年経った2001年7月、ついに
被害者、そして自治体(東京都)を相手に損害賠償訴訟を起こすことを決意 ( ̄^ ̄)〟
したわけです。


↓ ついに沖田氏は被害者と名乗った女と国、そして東京都に対して損害賠償訴訟を起こす覚悟を決めた(画像はイメージ)。
逆転裁判 [DVD]

 実際に訴状を提出したのは、それより1年近く経った2002年4月になります。
 こういう事はよくある話で、国に対する賠償訴訟…いわゆる〝国賠訴訟〟というのは、結構準備に時間が掛るモノなのです。ただ国賠訴訟の時効は3年ですので、沖田氏の提訴は控訴時効ギリギリのタイミングでした。
=続く=

【このネタを初めから読む】

↓ 国家賠償訴訟というのは、国家に対して損害賠償を取ろうという民事訴訟の一種である。相手が国家権力であるという点では刑事訴訟と似ているが、追訴側はこちらなので攻守は逆転している。しかし勝率が極めて低い点もよく似ている(画像は国賠に関して解説した本)。
国家賠償訴訟入門


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